『意識』が脳を活性化する
2019/1/19
タイトルは
『意識』が脳を活性化するーやる気アップの秘訣ー
知能を支える3つの要素
論理 (数学的思考)
言語 (国語的能力、コミュニケーション能力)
熱意 ←見えない学力
世間ではこの三大要素の一つが欠けている。「熱意」を軽視している。
「やればできる」のワナ
「やればできる」という慢心→「やればできる」けど「今はやらない」→「いつかやるさ」と先延ばし→結局は「できなくなる」
だから子どもには「あなたはやればできる」と言ってはいけない。
ネズミと迷路の実験
迷路の出口へ向かう経路は数種類ある。最短経路を早く見つけられたネズミは、『初期段階でいっぱい失敗』した。けれど、不正確時に早く解答する早とちりは時間がかかる。『じっくり考えて失敗』することが大切
『答えを推測』することに意味がある。だから間違ってもよい。『失敗に負けない熱意』が大事
『私は一度も失敗したことがない。何万通りものうまくいかない方法を発見しただけだ』
やる気を生む脳部位『側坐核』
側坐核を活性化する方法 →『楽しいことを想像する』
楽しいエピソードを思い出すと、ストレスが減って前向きになる。
『楽しくご機嫌に生きる』ことが大事
箸をくわえ口角を上げてマンガを読むと面白く感じる →『楽しいから笑う』のではなく『笑うから楽しい』
『笑顔は周りにある幸せを見つけられる』
「表情」や「姿勢」が感情を形作る
「ガッツポーズ」や「人の話を聞く姿勢」
「寒くて布団から出たくない」「掃除は面倒だからしたくない」
でも動くとスッキリ
『やり始めない限りやる気は出ない』
優秀な学生は勉強をする気分になるのを待つことはない。「やる気」という単語は出来ない人が創作した。
将来を選ぶ二つの原理
「何をしたいか」(目的主導型選択)
「失敗したくない」(消去法型選択)
どちらを考えて決めるといいか
将来は現在と同じ状況とは限らない。だからどちらかで決めるというより、将来どんな世界がやってきても順応できる『柔軟性を磨く』ことが大事
好奇心 = 適応力
このお話は、通信制高校での講演だったので表向きは「子どもの学力を上げるには」というスタンスでしたが、社会人にも十分関わりのある内容だなと感じました。
とっても楽しい講演で1時間があっという間に過ぎていきました。